Titius-Bode's law

メシエ4

ボーデという人は, 18-19世紀の天文家で, いわゆる「ボーデの法則」という公式で有名な人. 発見者にちなんでメシエ-81をボーデの銀河と呼ぶ.

ボーデの公式は
d = 0.4 + 0.3 \times 2^n
という簡単な数列で太陽からの惑星の距離を天文単位で計算するもので, 有効数字2桁程度だが, nが小さいところではそれなりの精度を持っている. 例えば地球はn = 1の場合, 木星n = 4の場合にあたる. 特殊な場合として, 水星ではn = -\inftyと考える.

Wikipedia(http://en.wikipedia.org/wiki/Bode%27s_law)によれば, Johann Elert Titiusが法則を出版したのが歴史的にみて先なようなので, Titius's lawもしくはTitius-Bode's lawと呼ぶのが適切かもしれない.